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2016年08月29日

『片付く家の作り方』 セミナーを開催しました

モノを捨てた。
モノが減った。
それでも家が片付かない。
 
そんな風に「片付け」についてお困りの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
 
そんな悩みを解決すべく、整えることは豊かさに繋がる『整えリッチ』を提唱する
家村かおり先生をお迎えし、デザインスタジオ高岡にて「片付く家の作り方セミナー」を開催しました。
 
セミナーでは、実際に家村先生が解決した事例を交え、「片付く家の作り方」を教えていただきました。

どのお宅にも「よく使うモノ」と「あまり使わないモノ」はありますよね。
例えば、普段家族で使う食器もあれば、来客時や年始などのイベント時にしか使わない食器もあると思います。

一般的なお宅の食器棚の収納方法は、コップならコップのスペース、お皿ならお皿のスペースという様に、
モノのジャンル別に収納されていることが多いのではないでしょうか。
実は、これはショールームなどでも用いられている見栄えのする収納方法で、綺麗に整理されているように見えます。

もちろん見た目の美しさも重要なのですが、毎日使う食器を出し入れする頻度と、収納棚の中身を
他人に見せる頻度とでは、どちらが多いでしょうか?答えはもちろん毎日使う食器の出し入れですよね。

上手に片付けをするためには、「収納スペースの多さ」ではなく「モノを戻しやすくする」という
仕組みづくりが重要になってくるそうです。
 
「よく使うモノ」と「あまり使わないモノ」を分け、分類ごとにに集約した収納をすること。
 
そして、収納場所や収納容器にはラベルシールを貼り、モノに住所を定めることで、
出し入れの無駄な動きを減らし、モノを定位置管理することで、整った環境を維持することが
できます。
 
また、収納棚や収納用品(ボックスなど)の色や素材・高さを揃えることで、見た目が整い、
更に片付けの満足度がアップします。
「清潔こそが最高のインテリア」とおっしゃる家村先生がとても印象的でした。

そして何よりも大事なことは、「3つのきく力」で片付ける目的を明確にすることだそうです。

①「聴」・・・相手の気持ちをきちんと聴く
②「効」・・・捨てられないから出来ない、ではなく工夫をする
③「訊」・・・自分自身に訊ねる(どんな生き方をしていきたいのかを自分に問う)

片付けの先にあることがイメージできると、必然的に片付けに対する意識も一段と深くなることでしょう。
モノを片付けるだけではなく、同時に心の片付けもおこない、住まい(環境)と心に豊かさを生み出しませんか?

ぜひ、みなさんも『整えリッチ』になってくださいね! 
 
高岡店 土屋